通気管交換しなきゃいけないけど、お水がもったいないし・・・。

通気管ってご存知でしょうか?FRPパネルタンクには必ず付いています。
どこに付いているかと言うとタンクの天井部に必ず付いています。
その役目は、タンクの中で水の上下がありますから、空気の流入出口が必ず必要になります。その役目を果たすのが通気管です。通気管がないとタンク内部の空気が、加圧になったり負圧になったりとするため、タンクが変形し破裂する可能性があります。

通気管は空気の流入出口なので構造上、異物がタンク内に入らないように防虫網が付いています。しかし経年劣化で、この防虫網が破れてたり、通気管の傘の部分が劣化して雨水がタンク内部に入ったりして、衛生的ではありません。

通常このように経年劣化した通気管は、貯水槽の清掃時や断水作業をともなう補強・補修工事に取替えをします。

なぜなら、例え1個の通気管を交換する場合でも、貯水槽内部の水を全て排水して作業しないといけないからです。構造上この通気管は、本体を天井部に貫通させ、タンクの中からねじ込んで固定するようになっています。ですから、作業も必ず2人は必要で、タンク外から一人が通気管をしっかり固定して持ち、もう一人はタンクの内部から、通気管を固定する部品をねじ込む必要がある訳です。

そこで、きんぱね株式会社が開発したのが「PTS通吉君(つうきちくん)」です。

まず経年劣化した通気管の傘の部分だけを撤去します。通気管本体も劣化していますので、結構簡単に傘の部分は撤去できます。次に傘の部分を撤去した通気管に、PTS通吉君の筒の部分だけを被せます。この下のスカート部分に接着剤が充填してあり、強力に接着します。

次に接着したPTS通吉君のスカート周りに、完全防水と見た目の美しさの為にコーキングを施します。

PTS通吉君の筒の部分のセットが完了したところです。筒のサイド部分が通気口になっています。網目1mm程度の防虫網が付いていますが、さらに補強の為に荒めの非常に強度の高いネットを、バックアップに付けています。これでカラスが突いても大丈夫!?です。

最後に雨水が入らないように、傘の部分を被せて接着すれば完了です。
このPTS通吉君のメリットは、①貯水槽の水を排水しなくていい。
                  ②作業も一人で出来る。
                  ③作業が簡単だから取替えも安くなる。

保険所や検査機関による貯水槽立入検査の際に、通気管の防虫網は、検査の対象になります。もし防虫網が破れていれば、早急に改善する様に行政指導を受けることになります。
でも通気管を変えるためには、通気管の価格プラス作業員が2人かかる作業費、さらに排水してしまうお水のコスト、しかも作業中は断水になってしまいます。PTS通吉君はそんなデメリットを全て解消します。

PTS通吉君は、そんなお客様の負担を軽減するために開発したオリジナル商品です。

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