マンホールパッキンも交換が必要です

貯水タンクには、点検・清掃時、人が出入りできるマンホールが付いています。
そのマンホール蓋の内側には、必ずパッキンが付いています。異物が混入したり、雨水が槽内に浸入しないようにする役割があります。

でも年月を経ることで、このパッキンの弾力がなくなり、マンホール蓋が完全に密閉出来なくなって行きます。すると当然の様に隙間が出来て、異物や雨水の浸入が危惧されます。衛生的な状態で無くなる訳です。
マンホールパッキンの交換が必要になります。

PTSマンホールパッキンがあります。これをマンホール蓋に貼り付けるだけで貯水を衛生的に保てます。

PTSマンホールパッキンがあります。これをマンホール蓋に貼り付けるだけで貯水を衛生的に保てます。

PTSマンホールパッキンの厚みは約6~7mmです。弾力があるというより、今流行の低反発素材の特性を示します。強く指で押さえると、押さえた部分が反発しながらもぺッタンコになります。

指を離すとぺッタンコになった部分が、ジワ~ッと復元して行きます。この復元具合がマンホール蓋に貼り付けられた時に、あらゆる隙間に変形して対応してくれます。

どのようにマンホールの蓋に、貼り付けて行くのか解説いたします。
まずマンホールの蓋を用意いたします。これは新品のマンホール蓋ですが、通常、張替えであれば、古いマンホールパッキンを剥がすと言う作業が付加されます。

PTSマンホールパッキンを端から順に貼り付けて行きます。この時パッキンは弾力があるので引っ張れば伸びますが、あまり伸ばさない様に、伸ばさないことを意識しながら貼り付けて行きます。

PTSマンホールパッキンを伸ばして貼り付けてゆくと、パッキンの厚みが薄くなってしまうし、さらには縮もうとする力で剥がれ易くなってしまいます。

PTSマンホールパッキンを貼り終えた収めの部分ですが、今度は少し縮める様に突き合わせます。少しだけパッキンを長めに切って、縮めながら突き合わせる訳です。こうしないとパッキンの収めの部分に隙間が出来るからです。

これでPTSマンホールパッキン取付完了です。貯水槽清掃時などに簡単に張替えが出来ます。
ロール状になっていて、1巻14.9mあります。一般的な直径600mmのマンホールの蓋でしたら、7~8個分に貼り付けられます。

マンホール蓋のパッキンは、点検時でも結構見落とされる部分ですが、非常に大切な部分でもあります。

PTSマンホールパッキンなら簡単に施工できて、密閉性も抜群なのです。晴れの日ばかりではありません。雨の日もこれで安心ですね。

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