安全対策の必要性

TOTO製パネルタンクの改修工事です。

主な工事内容は、内部パネルタンク接合部FRP樹脂ライニング工事です。

でもタンクの高さが3.5mあり、内部の補強材が受ける水圧が結構高いんです。
内部にはその水圧にタンクが耐えられるようにステンレスの補強材が入っています。

その補強材がタンク設置後23年を経て伸びてしまっています。
そのせいもあってタンクのバランスが崩れ、漏水していました。

タンク形状3.0×(2.0+2.0)×3.5mH 
2槽式 42.0トン

フェンスに囲まれている2×4×1.5mH 12.0トンのタンクは工事期間中の仮設タンクです。

通常、内部パネルタンク接合部FRP樹脂ライニング工事ですと、工程は複数日かかっても1日(約9時間)断水で施工しているのですが、さすがにこのタンクはその様な工程では終わりません。

仮設タンクがあれば、配管の切替時にほんの少し断水するだけで、工事期間中は断水することなく済みます。

さらに内部補強材を外す際にステンレスのボルトが全て焼き付いてしまっているので、電動工具で切らないといけません。

その際、若干の火花や埃が出るので足場と飛散防止ネットを施しています。

内部の施工状況は、次回お届けできればと思います。

工事用車両です。

以前、記事にした営業車と同じく後ろのウインドーには、PTSリユース工法のシールが貼ってあります。

話は変わりますが、昨今あいも変わらず食品の安全性について次々に新しい事実が浮かび上がってきています。

せめて自分達が守れる飲み水だけでも、安全にお客様にお届けできればと、それが社会から求められている使命だと再認識して作業を進めております。

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