FRPパネルタンクの内部補強と補強材の取替工事 パート3

いよいよ内部補強材の取り付けです。

内部パネル接合部FRP樹脂ライニング工事を施して強度がアップした補強材貫通部分に穴を開け直してステンレス製ステーボルトを通します。

通してから微妙なテンション(張り具合)を調整します。
この調整に前回記載したターンバックルが活躍するんです。

6角の長~いナットの様なものがターンバックルです。
中に順ネジと逆ネジが切ってあり、回すとこの中にステーボルトが出たり入ったりして微妙な長さの調節が簡単に出来るんです。

テンション(張り具合)をしっかりと調整してタンクのバランスを改善します。

全ての補強材を復旧して完成です。
内部パネル接合部FRP樹脂ライニング工事で漏水の要因がなくなり、タンクの強度も大幅にアップしました。
また伸びてしまったステンレス製ステーボルトを微調整が利くターンバックル付きステンレスステーボルトに交換することでタンク全体のバランスを改善して新品よりも強いタンクに生まれ変わりました。

生まれ変わったFRPパネルタンクお水を張り、仮設配管から切り替えます。
仮設配管と仮設のポンプ室ドア等を撤去します。

仮設タンクも撤去して、車に積み込みます。
仕事は収めが肝心です。
汚れた部分は無いかしっかりと清掃して復旧いたします。

施工後です。
今回の工事は内部だけでしたので外観からは分かりませんが、その強度は大幅にアップされています。

設置後23年も経っているFRPパネルタンクですが、完全に生まれ変わりました。
後はマンションの鉄部塗装等の時期に合わせて、外部劣化防止コーティング工事を施せば、マンションがある間は、貯水タンクを取り替えずに済みます。

お問い合わせはきんぱね株式会社へお気軽にどうぞ

フリーダイヤル0120-109513(タンクのコイさ)

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