2013年 7月 の投稿一覧

補修は貯水タンク本体だけではありません

とある工場の高架水槽。

外観は設置後33年が経過して経年劣化しています。

しかし一番大きな問題はココです。

ゲタ基礎の上にFRPパネルタンクを支えている平架台が乗っている訳ですが、ずれない様にアンカーボルトで止めてあります。

そのアンカーボルトが所々朽ちてことごとく脱落しています。

このままでは地震等で揺れた時にタンクがゲタ基礎からずれてしまいます。

タンク本体がずれてしまうと接続されている配管が千切れて大変な事になってしまいます。

タンクがずれない様にゲタ基礎にしっかり固定してやる必要があります。

まず新たにゲタ基礎にアンカーボルトを打設します。

曲げ加工したステンレスのプレートを取り付けていきます。

ゲタ基礎毎にプレートで平架台を押えていきます。

平架台のコーナー部は2枚のプレートで押えます。

しっかりとゲタ基礎に固定する事で地震の際も安心です。

阪神大震災の時は固定が十分でなく、ゲタ基礎からずり落ちたタンクがたくさんありました。

架台を固定しているアンカーボルトがしっかりとその役割を果たしているか?
貯水タンクの点検時にしっかりと確認してくださいね。

きんぱね㈱貯水タンク事業部39期スタートです

激闘の38期も終わり39期に突入します
大阪府内の中小企業を対象にした調査で、夏のボーナスを支給すると答えた企業は50・1%だったと発表されました。
昨夏より0・7ポイント上昇し、6年ぶりに増加へ転じました。
これを明るい兆しと見るのかは別にして、約半数の企業がボーナスを支給出来ないのが現状です。
アベノミクスによる経済政策により大手企業は忙しくなってきているようですが、まだまだ中小企業はその恩恵にあずかっていないのが現状です。

貯水タンクを取り巻く環境もまさに大激変です。
FRP製貯水タンクメーカーは大手2社に絞られたと言っても過言ではなく、またビルメンテナンス業界も合併及び買収による寡占化傾向が著しくなっています。
我々の様な中小企業は激流の中でついつい進むべき方向を見失いがちです。
我々きんぱね株式会社は、貯水タンクを必要とされるお客様に目を向けて顧客満足に全力を尽くします。
そうすれば激流に流され飲み込まれる事なく、お客様に支持され、社会に必要とされる会社として存続して行ける筈です。

貯水タンクは、ありとあらゆる外敵から貯水を護る大切な「命の水瓶」です

我々きんぱね株式会社は、誠意と熱意と使命感と革新的技術を以って、これからも「命の水瓶」を護ります