いよいよ最終段階です。
天井部に付いているFRPパネルタンク内部への空気の流出入の役目を果たしている通気管も、経年劣化していましたので新品のものに交換しました。
最終的に念のために天井部が2度と開かないようにステンレス製の補強材を取り付けました。
強度はFRP樹脂ライニング工事で十分なのですが、より地震のスロッシング現象に強くなるようにステンレス製の補強材を取り付けました。
これで間違いなく新品のタンクより強くなりました。
今にも壊れそうだったあのFRPパネルタンクが新品の様に生まれ変わりました。
FRPパネルタンクの弱点の部分を補強しているので新品のタンク以上の強度は間違いないです。
この図の様にFRPパネルタンクをPTSリユース工法で内外部から補強した場合、タンクからの漏水について10年保証をしています。これはPTSリユース工法の自信の表れです。
建物がある間はFRPパネルタンクを取り替えずに使い続けていただけます。しかも強度が新品タンクもしくはそれ以上になっていますので、いつ如何なる時も安定的に「安心・安全な水」をお使いいただけるようになりました。
これでもう安心です。ここまでしてもコストはタンクの取り替えに比べ半分以下です。
お客様の喜ぶ顔が私達の原動力です。