只今、北海道の興和工業株式会社から2名の精鋭が研修に来られています。
幌別に根付いたFRP製品の製造会社さんです。つまりタンクメーカーさんです。
FRP加工で大型タンク、煙突、ダクト配管、水道事業、プレス成形等を行なわれております。よく工場で見かける巨大な円筒形タンク等を製造されています。リユース工法会初のタンクメーカーさんの参加です!
もともと、リユース事業として 鉄鋼製タンクの内部にFRP樹脂ライニングして、再使用する事を推進されています。鋼板製のタンクも経年で錆びてきて、最後は取替えになるんです。
その鋼板製タンクに、内部からFRPを貼り付けて強化して、取り替えずに再使用(リユース)し、お客様のコストを削減し、さらには社会的には産業廃棄物の削減に繋げると言う、貯水槽リユース工法会とコンセプトがまったく一緒なんですよね。
だから今回の興和工業株式会社のリユース工法会への参加は、必然と申しましょうか?相思相愛の夢のコラボレーションなんて思っているのは、決して大袈裟ではありません。
当社のK講師(マスクしてる)から、FRPパネルタンク内部接合部FRP樹脂ライニング工事の工法説明を受けられているところです。
早速、実施訓練です。ガラスマットをまずセットします。
セットされたガラスマットにポリエステル樹脂を含浸(染み込ませること)させます。非常に手つきが良いです。さすがはタンク製造メーカーの方です。
次にFRPパネル接合部にポリエステル樹脂を含んだガラスマットをセットして、順次、金ローラーで接着してゆきます。
ガラスマットの間や接着面に気泡が出来ないように、空気を抜いていきながら接着するのですが、早い早い!さすがです。シャッタースピードが追いつきません。
シャッタースピードを上げてやっと撮影出来ました。向かって右端から接着して行ってるんですが、接着済みの所は、見事に気泡がありません。さすがです!
リユース工法の習得は、確実に進んでおります。
北海道の皆さんご安心下さい。
これで北海道は、東は釧路市に㈱環境テクノス!西は登別市の興和工業㈱!がっちりタッグを組んで、北海道の皆さんの貯水タンクを守っていきます。よろしくです。