きんぱね株式会社では、古くなった貯水タンクを新品同様に補強して、安心して使い続けられる様にするのが基本です
しかしタンクを支えている架台等が腐食して、強度が復元出来ない等の場合は、貯水タンクの取替・更新が必要になります
とある学校の高架タンク
FRP製の一体型タンクで設置後35年以上が経過していました
まったくのノーメンテナンスで、FRPタンク自体は補強可能だったのですが、鉄製の架台の腐食が酷く取替になりました
高架タンクですから屋上に設置されています
搬入搬出のためにラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)を設置します
アーム(アウトリガー)を伸ばせば一気に屋上まで届きます
解体された屋上の高架タンク周りの配管
配管の中は塩ビがライニングされていて経年の割には綺麗です
しかしながら配管本体の鋼管が外から腐食しており強度が無くなっています
解体撤去された既設の高架タンク
このFRPの廃材の減少が社会から求められている命題です
新設されたFRPパネルタンク
架台は錆びにくい亜鉛メッキの高架台
大きさも以前のタンクに比べてコンパクトになっています
これは高架タンクに水を上げる揚水ポンプの能力が設置当初に比べてアップしているのと、予想された水の使用量より実際の使用量が少なかったために半分近い大きさになったのです
容量を小さくした方が水の回転率が上がり水が綺麗に保てるのと、当然小さなタンクほどコストが安くなると言うメリットがあります
出来ればタンクは取り替えずに補強して使い続けれる様にして、FRPの廃材を出さない様にしたい
取替・更新がどうしても必要な場合は現在の適正な容量・能力のタンクを出来るだけ適正な価格(低コスト)で提供する事を考えて行きます